デパコスのおすすめメンズコスメのブランド紹介。トレンド乗り遅れないで

デパコスのメンズコスメがどうして今、人気?その効果や価値とは

今、SNSやメディアを中心に非常に注目されているメンズコスメ。その市場規模は年々成長を続け、今や2020-2021年で1,200億円まで成長を果たしています。

メンズコスメに馴染みがない男性の方はメンズコスメ=化粧と結びつけがちですが、メンズ”メイク”だけでなくメンズ”スキンケア”もメンズコスメなので、実は親しみやすい存在だったりします。

今では異性から当たり前のように、「清潔感」や「美意識の高さ」を求められるようになっていますので、20代や30代の若い方だけでなく40代、50代の方も積極的にメンズスキンケアや身だしなみに気を使っていくべきと言えます。

今回はそんな大注目のメンズコスメやスキンケアの中でも”デパコス”、いわゆるデパートコスメについて詳しくお話ししていきますので最後までぜひお付き合いください。

デパコスメンズコスメはドラッグストアコスメと何が違う?

まず初めに、デパコスとドラッグストアのメンズコスメやスキンケアアイテムの違いについて解説します。

デパコスとドラッグストアコスメの最大の違いはまずは値段。

デパコスのメンズコスメやスキンケアアイテムが3,500円〜1万円くらいの値段になるに対して、ドラッグストアや薬局で売られているメンズコスメは大体、700円〜2,000円位までとかなりプチプラ設定。

このようにデパコスとプチプラのドラッグストアコスメではかなりの料金の差があります。

なぜこれほどまでデパコスは高いのでしょうか。また高いものである必要性とはどのようなものなのでしょうか。

デパコスのように高ければ高いほど良いメンズコスメというわけではないが、高いのには理由がある

これはメンズコスメ に限ったことではなく、女性用の化粧品にも当てはまりますが、デパコスが高いのにはちゃんと理由があります。

  • デパコスアイテムは使用している原料の質や量が違う
  • 化粧品に使われている技術にかかる研究費用や開発費の違い
  • ブランディングや人気、見た目の良さ

デパコスは使用している原料の質や量が違う

デパコスがお高い理由の1つは、美容成分となる原料の質や量です。

ドラッグストアのスキンケアグッズの中にも美容成分を売りにしているものはありますが、基本的には微量しか入っていないことが多いのが実情。

デパコスのメンズスキンケアグッズであればそれぞれのブランド独自のコンセプトの元、高い美容成分がたっぷりと使われています。

また人気デパコス、メンズコスメブランドのTHREEのようにほとんどが天然由来成分で作られている化粧水や洗顔料などのスキンケアアイテムを販売しているブランドもあります。もちろん天然由来成分は自然から得ているものですから、どうしても原価が高くなってしまいますね。

さらに、着色料や香料、アルコール原料などの成分は肌の負担になりやすいのですが、これらプチプラのメンズコスメによく使われているものは人気デパコスには不使用であることが多いです。

また、メンズコスメの容器ひとつとっても、デパコスコスメは見た目、使いやすさ、品質を保つ形状を開発するのに多くの時間やコストがかかっていると言えるでしょう。

化粧品に使われている技術にかかる研究費用や開発費の違い

化粧品に使われている技術にかかる研究費用や開発費の違いのイメージ

例えば、デパコスメンズコスメの一つである資生堂メン。資生堂メンの化粧水は3,000円(税別)です。

この化粧水を作るのにたくさんのノウハウや技術が使われているのですが、このノウハウや技術そのものにもコストや時間がかかっています。

また安全性を高めるためにもたくさんのテストや材料の組み合わせを試していることも見逃せません。

メンズコスメは直接肌に触れるものですから、万が一にも肌トラブルを起こすような素材や材料を使うわけにはいかないのです。

先ほどお話ししたように、デパコスのメンズコスメは着色料や香料、アルコール原料などが使われていないことが多いので、その分保存なども難しくなります。

これら品質の担保や性能のテストを繰り返すことで安心して男性ユーザーがメンズコスメを利用できるようになってから初めて販売されるという訳です。この分がコストに乗ってくると言えるでしょう。

ブランディングや見た目の良さ

ブランディングや見た目の良さのイメージ

もちろんデパコスのメンズコスメはデパートや複合施設のお店で販売されるので、出店料なども大きくなりますし、広告宣伝などもかかってきます。

その分がコストに影響を与えているのは間違いもありません。しかしお店でBA(ビューティーアドバイザー)からおすすめ商品を紹介してもらったり、試せるというのはデパコスならでは。プチプラアイテムは試したりすることができません。

またお洒落なボトルやパッケージにもコストがかかってくると言えるでしょう。プレゼントなどに使われれるデパコスメンズコスメであれば、装飾にかかるコストも大きくなります

これらはメンズコスメ商品、そのもののブランド力(ブランディング)のために必要な費用です。そう考えるとオンライン販売のみ、ボトルなどもシンプルなプチプラメンズコスメの料金が安くなるのは当然のことでしょう。

では、人はメンズコスメを使う、もしくはプレゼントに選ぶ際に、見た目が悪いorなんの装飾もされていない化粧水を使いたいか、と言われると、答えはNOではないでしょうか?

女性が可愛いコスメを選ぶように、男性も見た目がよく洗面台に並べていてもテンションの上がるメンズコスメの方が好きに決まっています。

ノーブランドのスニーカーも良いですが、バレンシアガの人気スニーカーはプレゼントとして貰ったとしても嬉しさの度合いが違いますよね。良いものを使っている男性というのは異性からの印象も変わってくるのではないでしょうか。

必ずしもシャネルのメンズコスメがベストではありませんが、シャネルのメンズコスメを使っている人はその人だけがもつストーリーを手に入れることができるのです。

今知っておくべき、おすすめデパコスブランドをご紹介

デパコスブランド紹介

それでは、Snob編集部おすすめのメンズデパコスブランドを紹介していきます。どのデパコスアイテムもトレンド感がありますし、プレゼントとしても活躍すること間違いなしのアイテムです。

THREE FOR MEN GENTLING(スリー フォー メン ジェントリング)

THREE FOR MEN GENTLING(スリー フォー メン ジェントリング)

THREE(スリーは、国産原料とオーガニックにこだわった高品質のデパコスメンズコスメブランド。

国内コスメブランドで初めて天然由来成分表示をスタートしたことで有名で女性のコスメだけでなく、メンズ用のスキンケアグッズが非常に充実しています。

シンプルながらも高級感があるデパコスらしいデザインが優秀で、女性からの知名度が高いので、洗面台にスリーのアイテムが揃っていると女性からの好印象獲得間違いなし

デパコスとは言え、買いやすい値段なのも嬉しいところ。こちらもメンズコスメ初心者の男性の方におすすめのスキンケアセットを最初試してみるのに良いかもしれません。

  • ジェントリング フォーム(洗顔料)
  • ジェントリング ローション(オールインワン化粧水)
  • ジェントリング エマルション(乳液)
  • リップバーム

資生堂メン(Shiseido men)

資生堂メン(Shiseido men)

国内化粧品ブランドとして、100年以上の歴史のある資生堂から展開される、メンズコスメラインが資生堂メン(Shiseido men)。

その長年積み上げたノウハウを男性特有の皮膚生理の研究成果につなげ、生み出されたメンズコスメはどれも高い性能と信頼性を備えています。

コンセプトはシンプルで、肌の汚れを洗い落とし、清潔にすることと、肌を乾燥から守り、コンディションを維持すること。

そんな高級デパコスメンズコスメブランドの代表でもある資生堂メンのおすすめはエイジング系アイテムです。エイジング、つまり肌の若返り効果を促進するアイテムが充実しています。

化粧水や乳液と合わせて洗顔料、保湿液やアイクリームなどを組み合わせて是非使ってみてください。効果が高まります。

ARMANI MEN(アルマーニメン)

ARMANI MEN(アルマーニメン)

アルマーニメンは、皆さんご存知のイタリアのメンズファッションブランドが立ち上げたコスメライン。

ラインナップは、洗顔料、化粧水、乳液の3つ。

どれもほぼ100%自然由来成分が使われ、肌にかかる負担が少ないだけでなく地球環境にも優しいのが特長です。

アルマーニらしくデザインはすっきりと洗練されており、高級感を感じます。これまでメンズコスメを使ってこなかった男性も抵抗なく使うことができるでしょう。

TOM FORD BEAUTY(トムフォードビューティ)フォー メン

TOM FORD BEAUTY(トムフォードビューティ)フォー メン

トムフォードは、ニューヨーク発のラグジュアリーブランド。

元グッチのディレクターを務めたトムフォードが立ち上げたこともあり、セレブを中心に人気となっています。

そんなトムフォードが、2019年にメンズコスメラインを始めました。

ムフォードビューティー自体にはメイクアイテムやスキンケアアイテム、香水(フレグランス)などたくさんラインナップが揃っているのですが、フォーメン(メンズコスメ)専用は以下の3アイテム。

  • ハイドレイティング リップ バーム(唇用バーム)
  • デイリー モイスチャライザー(化粧水)
  • コンシーラー

どれも美容意識の高い男性にぴったりのアイテムとなっており、おすすめです。

CLINIQUE for Men(クリニーク)

CLINIQUE for Men(クリニーク)

クリニークは、皮膚科医の指導によって生まれたデパコススキンケアブランドです。そんな背景があってか、クリニークの店頭で働く美容部員は全員白衣を着ていたりもします。

そのような背景もあって、クリニークのメンズコスメは乾燥やくすみ、肌荒れや毛穴の黒ずみなど肌悩みを抱えている男性の方に是非おすすめしたいスキンケアアイテムが揃っています。

洗顔から化粧水、乳液、美容液とセットで使うのも良いですし、悩みにピンポイントに効くアイテムを選ぶのも良いでしょう。

かなりお値段を抑えたメンズコスメのギフトセットにもなる、CFM スターターキットでまずは試してみるのもおすすめです。

LAB SERIES(ラボシリーズ)

LAB SERIES(ラボシリーズ) エイジ R

デパコスブランド、エスティローダーグループ のメンズスキンケアブランドとして展開されているのがラボシリーズです。

ラボシリーズは、アンチエイジングケア効果(老化防止)が狙えるため、30代以降の人には特に人気のデパコスメンズコスメブランドとして有名

エイジ Rやウオーター ローションREなどロングセラーアイテムを多数揃えていることでリピーターが多いのも特長です。

男性が苦手とするベタつきが数ないアイテムが多く、メンズコスメ初心者の方でも簡単にメンズスキンケアが楽しめるでしょう。

デパコスを使ってエイジングケア効果を狙いたいのであれば、ラボシリーズはおすすめです。

KIEHL’S(キールズ) フェイシャル フュール トナー フォー メン

KIEHL’S(キールズ) フェイシャル フュール トナー フォー メン

キールズは、アメリカ発祥の歴史のあるコスメブランドで男性も女性も使えるジェンダーレスなアイテムを多く販売しています。

その中でも男性向けに特化したメンズコスメが3点あるのでご紹介しておきましょう。

  • O-Eオイルコントロールライン
  • エイジディフェンダーライン
  • グルーミングソリューションズライン

O-Eオイルコントロールラインは男性が嫌うベタつきやテカリを防止してくれる化粧水。そしてエイジディフェンダーラインは古く硬くなった男性の肌を柔らかくし、引き締める効果があるクリームでいわゆるエイジングケアアイテム。

グルーミングソリューションズラインはヘアスタイルを整えるジェルなのですが、髪に優しい成分を配合しており、ヘアケアも同時に行うことができます。他のデパコスよりも値段は少しお安めで、メンズコスメ初心者の方にもおすすめです。

Orbis Mr.(オルビス ミスター)

Orbis Mr.(オルビス ミスター)

最後にご紹介するデパコスブランド、それが1987年にスタートしたオルビスのメンズコスメラインであるMr.(ミスター)です。

メンズスキンケアアイテムだけでなく、メークアップアイテムも充実しており、メンズコスメ初心者から中級者以上まで幅広い男性の方におすすめのブランドとなっています。

オルビスはデパコスメンズコスメの中でも比較的手ごろな値段設定なので購入しやすく、メンズコスメ初心者の方の入り口としてもおすすめ。

まずはフェイシャルクレンザー(洗顔料)、スキンジェルローション(オールインワン化粧水)のセットを揃えるだけでメンズスキンケアが始められるので、是非。

まとめ

いかがだったでしょうか、今回はデパコスのメンズコスメに焦点を当て、オススメアイテムをご紹介するとともに、デパコスコスメとはどのようなものなのかなど、基礎知識について詳しくお話してきました。

メンズコスメ初心者の男性の方はまずはファンデーションやアイブロウなどを使うとなるとハードルが高く感じてしまうと思いますが、オールインワン化粧水+洗顔料などメンズスキンケアや基礎化粧品であれば比較的取り組みやすく、デパコスと言っても比較的コストをかけずに揃えることができるので、まずはお肌の土台づくりから始めるのが良いでしょう。

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