シャネルをはじめとする海外の有名ブランドからメンズラインの商品が続々とリリースされ、ここ数年で男性向けのスキンケア・メイクアップ市場は大きく伸びています。
日本でもメンズコスメを取り扱うブランドの参入や出店が続いており、デパートや百貨店、またドラッグストアの売り場でも見かけるようになりました。
この記事では、メンズコスメの購入におすすめの売り場と、各店舗の主な取り扱いブランドをまとめています。
メンズコスメ初心者の方が入りやすい人気のショップも紹介しているので、どこでメンズコスメを購入しようかお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
メンズコスメの取り扱いが多い売り場は?
まずは、複数のメンズコスメブランドをまとめてチェックできる大型店舗の売り場をピックアップ。
用途によってメンズコスメを使い分けている方や、いろいろなブランドのアイテムを見比べたいという方におすすめです。
LOFT(ロフト)
生活雑貨を豊富に取り扱うロフトでは、スキンケアやメイクアップ商品の品揃えも充実しています。
最近はメンズコスメの展開にも力を入れており、メンズコスメだけをまとめた売り場が設置される店舗も。
また年に数回、国内外のメンズコスメが一挙に揃うイベント「コスメフェスティバル for MEN」を開催するなど、メンズコスメ市場を盛り上げる立役者となっています。
ロフトのメンズコスメ売り場では、以下をはじめとするブランドのアイテムが購入可能です。
OCEAN TRICO(オーシャントリコ)
美容室経営を主軸とする「株式会社オーシャントーキョーグループ」が開発したヘアケアブランド。
強いキープ力を持たせつつ、髪へのダメージを抑えたヘアワックスやヘアスプレーが人気です。
WAR PAINT.(ウォーペイント)
コンシーラーやファンデーションといったメイクアップ商品を展開するイギリス発のメンズコスメブランド。
関東エリア以外ではロフトしか取り扱いのないブランドなので、ベタつきやニキビ跡といった肌悩みをお持ちの男性は最寄りのロフトをチェックしてみてください。
HMENZ(エイチメンズ)
延命草エキスやホホバオイルなどを配合したこだわりのスキンケア・ヘアケア商品が特徴の日本発ブランド。
除毛クリームやエチケットサプリといったユニークな商品展開も魅力の1つです。
東急ハンズ
“生活のヒントを売る”をブランドコンセプトとする東急ハンズでも、メンズコスメの取り扱いが急増しています。
例えば東急ハンズ渋谷スクランブルスクエア店では、メンズコスメの売り場を1か所にまとめ、男性でも気軽に立ち寄れる空間づくりを行うといった工夫がされています。
商品知識のあるスタッフからアドバイスも受けられるので、肌質に合ったコスメ選びをしたい方におすすめ。
東急ハンズのメンズコスメ売り場では、以下をはじめとするブランドのアイテムが購入可能です。
ASTALIFT MEN(アスタリフト メン)
ASTALIFT MENは富士フィルムが展開するメンズコスメブランドです。
独自のナノテクノロジーにより、角層まで浸透する極小のセラミドや高濃度のアスタキサンチンを配合。
シェービングなどによる肌へのダメージから肌を守り、バランスを整えてくれるアイテムとなっています。
BULLDOG(ブルドッグ)
オイリー肌や敏感肌といった様々な肌質に合わせたスキンケア・ボディケア商品を展開しています。
化石燃料プラスチックの使用を減らすなどSDGsを意識した商品開発を行っており、環境にも優しいメンズコスメブランドです。
毛穴撫子(けあななでしこ)
重曹の力を活用した洗顔料・クレンジング商品を取り扱うスキンケアブランド。
古い角質を取り除いてつるんとした肌に仕上げてくれるので、肌の黒ずみや毛穴が気になる男性におすすめです。
ドラッグストア
まずはプチプラ商品でメンズコスメを試したい、という方にはドラッグストアの売り場もおすすめ。
ドラッグストアの売り場なら男性でも気軽に立ち寄れますし、価格帯も安いのでいろいろなアイテムを試しやすいというメリットがあります。
ドラッグストアのメンズコスメ売り場では、以下をはじめとするブランドのアイテムが購入可能です。
uno(ウーノ)
“大人の男を楽しもう”というブランドコンセプトのunoでは、資生堂が培ってきた技術を応用した男性向けヘアスタイリング・スキンケア・メイク商品を豊富に展開しています。
プチプラ帯のメンズコスメブランドでアイブロウやリップを取り扱っているところはあまりないので、メイク初心者の男性はunoから始めてみるのがおすすめです。
UL・OS(ウル・オス)
UL・OSは大塚製薬が展開するメンズスキンケアブランドです。
“コスメディクス(健粧品)”という考え方のもと、独自の保湿成分を開発するなど、製薬会社ならではの視点と技術から肌を健やかに保つための工夫が凝らされています。
ワンランク上のメンズコスメを探すならデパート・百貨店の売り場がおすすめ
最初のお試し利用なら大型店やドラッグストアの売り場でも十分ですが、本格的にメンズコスメをはじめるならデパート・百貨店の売り場に足を運ぶのがおすすめ。
続いて、デパートや百貨店のメンズコスメ売り場を利用するメリットと、デパコスデビューにおすすめのメンズコスメブランドを紹介していきます。
BA(ビューティーアドバイザー)からの提案を受けられる
デパートや百貨店の売り場を利用する最大のメリットは、BAからのアドバイスを受けられるという点です。
BAとはビューティーアドバイザーの略で、売り場にいる美容部員のことを指します。
BAはそのブランドの商品や使い方を熟知しているので、肌悩みの相談に乗ってくれたり、適した商品を提案してくれたりととても親切に対応してもらえます。
またデパートや百貨店の売り場にはコスメカウンターが設置されていることが多く、BAから直接スキンケアやメイクをしてもらうことができます。(=タッチアップ)
予算も踏まえたうえで商品の提案が受けられるので、種類が多くてどれを選べば良いか分からないという方はぜひBAに相談してみましょう。
デパコスは高い美容効果を期待できる
デパートや百貨店に並んでいるコスメ、いわゆる“デパコス”は、プチプラブランドと比較して質が高いのが特徴。
その分お値段も高くなりますが、値段相応の価値があるアイテムが多いため、本気で肌トラブルを解決したい場合はデパコスの使用を検討してみましょう。
「高い買い物だから失敗したくない!」という方は、タッチアップをしたりサンプルをもらったりして事前に使用感を試すのがおすすめです。
男性でも入りやすいおすすめブランド【THREE(スリー)】
初めてデパートや百貨店のコスメ売り場を訪れる際には、「お店に入りにくい」「BAさんに話しかけづらい」といった不安を感じる方も多いですよね。
そんな方におすすめしたいのが、人気デパコス系ブランド「THREE」の売り場です。
THREEの売り場は他のメンズコスメブランドと比較してオープンなつくりとなっており、構えることなく気軽に入りやすいのが魅力。
BAの対応も丁寧で、肌悩みや理想のメイクに合わせて最適な提案を受けることができます。
またメンズ・ウィメンズの両方を扱う店舗も多いので、パートナーと一緒に訪れるのも良いでしょう。
逆に、女性がいない方が入りやすいという方はTHREE派生のメンズコスメブランド「FIVEISM×THREE」の売り場もおすすめです。
まとめ
メンズコスメの需要は年々拡大しており、最近ではドラッグストアや雑貨店でも気軽に購入できるようになりました。
とは言え、品質的にはデパコスの方が高いため、本格的なスキンケアやメイクアップを行うなら、デパートや百貨店の売り場でBAのアドバイスを受けながら選ぶのがおすすめです。
まずはプチプラ商品でどんなアイテムがあるのかを試して、慣れてきたらぜひデパコスにもチャレンジしてみてくださいね。