この記事は男女向けです。
「口臭対策をしているのに、なかなか口臭が治らない…」
「自分の口臭が周りの人の迷惑になっていないか心配だ…」
男性・女性問わず、自分の口臭に悩みを抱えている人も多いですよね。
口から嫌な臭いが出ていると、周りの人の印象も悪くなりますし、「スメハラ」と言われてしまう可能性もあります。
そんな口臭ですが、実は「舌についた汚れ」が原因であることが多いのをご存知でしたか?
そして、その汚れを取るのに最適なアイテムが「舌磨きブラシ」です。
舌磨きブラシというと、あまりピンとこない方も多いかもしれませんが、オーラルケアに対する意識の高い方は、すでに舌磨きブラシを取り入れていますよ。
本記事では、口臭予防に最適な舌磨きブラシのおすすめ商品をご紹介するとともに、舌磨きブラシの使い方のポイントについて徹底解説していきます。
この記事を読めば、あなたに合った舌磨きブラシが選べるようになるので、口臭にお悩みの方は、男性・女性問わず必見です!
実はその口臭は舌磨きブラシで解決するかも
口臭に悩んでいる人の中には、「歯を丁寧に磨いたり、マウスウォッシュを使った口の洗浄を欠かさずに行ったりしているのに口臭が気になる」という方もいますよね。
そんな方に朗報です。
実は、その口臭のお悩みは舌磨きブラシを使えば解決する可能性が高いですよ。
なぜなら、口臭の原因は「舌苔(ぜったい)」という、舌の表面についた白い苔のような汚れであることが多いから。
舌苔とは、食べカスや細菌、口の中の剥がれた粘膜などの集合体のことです。
日々の食事や生活の中で舌苔はできるのですが、その多くは飲み込まれます。
しかし、中には飲み込まれずに残ってしまう舌苔もあり、それが舌の表面に張り付くことで嫌な臭いを放ってしまうんです。
特に、舌は表面がザラザラとした突起状になっていることから、舌苔も一度ついてしまうと自然にはなかなか剥がれないので、放置すると舌苔がどんどん蓄積され、口臭もひどくなっていきます。
そんな舌苔を除去して、舌を綺麗に掃除してくれるアイテムが「舌磨きブラシ」なんです。
なお、舌苔は口臭ののみならず、肺炎などの病気を引き起こすものでもあるので、舌磨きブラシを使ったケアは必須ですよ。
一度使ってみて欲しい舌磨き用ブラシおすすめ7つ
舌磨きブラシには「ブラシタイプ」と「ヘラタイプ」の2種類があります。
ブラシタイプは、極細の繊維がついた舌磨きブラシです。
極細の毛が舌の溝の奥まで入り込み、しっかりと舌苔を取り除くことができるので、口臭を改善させてくれます。
一方、ヘラタイプはシリコン等のやわらかい素材でできている舌磨きブラシです。
舌の表面についた汚れを取り除くのに適しています。
ブラシタイプのように、舌の奥深くにある舌苔を取り除くことはできませんが、舌に刺激を与えずに口臭対策ができますよ。
この2種類の違いを踏まえて、以下では、おすすめの舌磨き用ブラシを7つ厳選してご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
ブレスケア 舌クリン
ブレスケアの舌クリンは、「かき出しブラシ」で舌の溝の奥にたまった舌苔をかき出し、「取り除きヘラ」でかき出した舌苔をしっかりキャッチする2段階構造の舌磨きブラシです。
つまり、ブラシタイプとヘラタイプの2種類の機能をあわせ持ち、それぞれの良いところをとった舌磨きブラシということなので、非常におすすめ。
また、細長く、またヘッドのサイズ感はコンパクトなので、舌苔がたまりやすい舌の奥まで楽に使うことができますよ。
なお、毛の硬さは「ふつう」と「かため」の2種類あるのですが、初めて使うという方には「ふつう」がおすすめです。
NONIO 舌クリーナー
口臭科学から生まれたNONIO(ノニオ)の舌磨きブラシは、ななめに植えられた高密度でやわらかい繊維が、舌についた汚れをしっかりと浮かし、スクレーパーがその汚れを取ることで、舌苔をやさしく、かつごっそりと落としてくれます。
また、このNONIOはスマホアプリがあるのもおすすめポイントの1つ。
なんと舌をスマホで撮影するだけで、口臭リスクなどをチェックしてくれるんです!
なお、「より効果的に口臭ケアをしたい」という方には、同じくNONIOの「舌専用クリーニングジェル」を使うのがおすすめ。
ジェルを使うと舌苔をより落としやすくなる上、ジェルの色は透明なので、舌磨きブラシに落とした汚れが鮮明に分かって気持ちが良いですよ。
リクープ 舌ブラシ
リクープの舌磨きブラシは、舌の表面にフィットしやすい独自のRカット植毛を採用しているので、舌苔を落としやすいのが特徴的です。
舌を傷つけないように、非常にやわらかい極細の毛を採用しているのもおすすめポイントの1つですね。
また、使いやすさにも配慮していて、グリップは軽量で握りやすいので、毎日のお手入れも非常にしやすいでしょう。 口コミの評価も非常に高く、ぜひおすすめしたい舌磨きブラシです。
SHINKEN 舌ブラシ W-1
こちらの舌磨きブラシは、ブラシタイプでもヘラタイプでもない、新しい形の舌磨きブラシです。
極細のナイロン繊維がループ状にランダムに編まれていて、舌の表面の汚れをやさしく絡め取ってくれます。
他の舌磨きブラシのように、舌とブラシが擦れることがないので、舌に与える刺激が本当に少ないですよ。
舌苔を除去する効果を高めつつ、圧倒的な舌へのやさしさを兼ね備えた新発想の舌磨きブラシなので、非常におすすめです。
ののじ ソフト舌クリーナー 舌も!
こちらの舌磨きブラシは、オエっとならないことをコンセプトに歯科医師と共同開発したヘラタイプのもの。
舌にフィットする構造を採用するとともに、しなりの良い素材で作っているので、舌に無理な力が入らないようになっています。
また、3枚のブレードが効率的に舌苔をかき出してくれるので、ヘラタイプでありながら舌苔をすっきりと除去できるのもポイントです。
他の舌磨きブラシではオエっとなってしまう方などに非常におすすめですよ!
バトラー やさしい舌ブラシ
バトラーのやさしい舌ブラシは、やわらかい極細繊維を採用した、歯医者さんが推奨する舌磨きブラシです。
ヘッドに対して角度がついた設計になっているので、舌へのフィット感が向上されており、舌苔をしっかりと落とすことができます。
また、衛生面を考慮して、使われている繊維は抗菌機能のあるものなので、安全性が高いのも安心ですよね。
さらに、歯科医師によるハンドル設計で、磨きやすさも併せ持っています。
舌へのやさしさ・舌苔の除去・使いやすさなど、あらゆる面でレベルが高く、バランスに優れた舌磨きブラシなので、ぜひおすすめしたいです。
フィリップス ソニックケア 舌磨きブラシヘッド
フィリップスの電動歯ブラシ派の方におすすめなのがこちら。
この舌磨きブラシヘッドは、電動歯ブラシのブラシヘッドと付け替えて使える優れものです。
ブラシヘッドには200個以上もの凹凸がついており、これが毎分31,000回も振動するため、舌の表面についた汚れをごっそりと取ってくれますよ。
もちろん舌への刺激を減らすことも考えられて作られているので、フィリップスの電動歯ブラシをお使いの方にはぜひおすすめしたいです。
効果的な使い方
舌磨きブラシを使う際には、以下の3つのポイントを意識すると、より効果的に口臭予防ができます。
- 舌の奥から手前にかき出すイメージでブラッシングをすること
- 優しくなでるようにブラシをあてること
- 汚れが取れないときは口に水を含むこと
3つのポイントについて解説していきますね。
舌の奥から手前にかき出す
まず意識すべきは、「ブラシを動かす方向」です。
舌の奥の方から手前の方に「一方向に」動かすようにしてください。
なぜなら、前後にこするように往復させてしまうと、舌苔を喉の奥の方に追いやってしまうためです。
前述のように、舌苔は肺炎などの病気の原因になるので、前後に舌磨きブラシを動かすのは非常に危険。
病気の予防という意味でも、舌磨きブラシは必ず一方向で動かすようにしましょう。
優しくなでるようにブラッシングをする
舌磨きブラシを使う際には、なでるように優しくブラッシングをしましょう。
しっかりと舌苔を落としたいからといってゴシゴシ磨いてしまうと、舌が傷ついてしまい、味覚などの重要な感覚に支障をきたす可能性があります。
舌は粘膜なので、力を入れる必要は全くありません。
やさしく磨いても十分に汚れは落ちるので、いたわるようにブラッシングをしてくださいね。
汚れがうまく取れないときは水を使う
上に解説した2つのポイントを意識して舌磨きブラシを使っても、いまいち汚れが落ちないことがあります。
そんな時は、水を口に数分間含ませて、舌を潤わせるようにしましょう。
なぜなら、舌磨きブラシでうまく汚れが取れない原因は、口の中が乾燥して汚れが固まっていることにある場合が多いためです。
そこで、舌に水分を与えてあげると汚れが浮いてくるので、汚れが取りやすくなりますよ。
水を含ませてしばらく置いたら、再度舌磨きブラシでやさしく磨き上げてください。
使用時に気をつけるべきポイント
基本的な使い方として、使用時には以下のようなポイントに気をつけてください。
- 歯ブラシでは代用するのはNG
- 舌磨きブラシは定期的に交換する
- 日1回を限度にする
舌を清潔に保ち、口臭を予防するための基本事項なので、必ず守ってくださいね。
歯ブラシで代用するのはNG
よく歯磨きのついでに歯ブラシで舌を磨く方がいるのですが、これは絶対にやめましょう。
なぜなら、歯ブラシの毛は太い上に、歯磨きの際にはどうしても力が入りがちなので、舌に与える刺激が強くなりすぎて、舌を傷つけるおそれが出てくるためです。
また、ガーゼや綿棒でも舌をやさしく磨くことはできるのですが、舌苔を落とすという面から考えると、やはり舌磨きブラシの方が優っています。
そのため、面倒でも舌磨きブラシを必ず用意するのがおすすめです。
舌磨きブラシは定期的に交換する
舌磨きブラシを使ったあとには綺麗にゆすいでおき、風通しの良いところに保管しておくと衛生的に長く使えるようになります。
ただ、それを考えても、舌苔を取り除いた舌磨きブラシには雑菌がつきやすいので、衛生面も考えて定期的に交換するようにしましょう。
1ヶ月に1回の交換が目安ですが、汚れが気になる前に交換をしておくのがおすすめです。
1日1回を限度にする
舌は非常にデリケートな器官なので、あまり頻繁に磨くのは良くありません。
どんなに優しく磨いても、頻度が多いと傷がつきやすくなりますし、傷がつくとそこから細菌が繁殖して口臭がさらにひどくなる可能性もあります。
そのため、舌磨きを行うのは1日1回を限度にしておきましょう。
なお、舌苔は寝ている間にたまりやすいので、朝起きてから舌磨きをするのがおすすめですよ。
まとめ
おすすめの舌磨きブラシ、および舌磨きブラシを使う際のポイント等について解説しましたが、いかがでしたか?
口臭予防というと、歯磨きやマウスウォッシュを思い浮かべる方が多いのですが、実は舌磨きをすることが非常に重要です。
また、舌磨きをおこたると口臭に加えて、大きな治療が必要になる重大な病気にかかりリスクも増えます。
だからこそ、舌磨きに力を入れるべきですよね。
本記事を参考に、あなたにぴったりの舌磨きブラシを手に入れて、オーラルケアに力を入れてみてください!