メンズのみなさん、日常的にクレンジングしていますか？
以前よりも美意識が高いメンズも増えており、メイクをしたり、日焼け止めを塗る方も増えていますね。メイク落としとして、また、スキンケアの一環としてクレンジングを使用しているメンズも多いのではないでしょうか。
女性よりも皮脂量が多い男性にとっても、洗顔料では落ち切らない汚れを落とすためにクレンジングは大切です。
そんなメンズのクレンジングですが、お風呂でするのはおすすめできません！
今回は、クレンジングの正しい使用方法について、お風呂での使用がおすすめできない理由やメンズ必見の正しいクレンジング方法を含めてお伝えしていきます。
お風呂でのクレンジングは効果半減！男性におすすめできない理由
メンズ肌にとっても大切なクレンジングですが、やり方次第では効果が半減してしまうこともあります。
メンズの皆さんもせっかく時間をかけてクレンジングするのであれば、効果を引き出す方法を知りたいですよね。
最初にもお伝えしたように、お風呂でのクレンジングはおすすめできません。
「今までお風呂でクレンジングしてた！」というメンズも多いのではないでしょうか？
それが当たり前だと思っている方も多いかもしれませんが、実はお風呂でクレンジングしてしまうと、お肌に大きなダメージを与えてしまうことがあるのでおすすめできないのです。
なぜお風呂でのクレンジングがメンズにとっておすすめできないかというと、
- シャワーの水圧が強すぎる
- 湯温が熱すぎる
- 濡れた手・顔では使えないクレンジングもある
- お風呂前のクレンジングと比べると雑になりがち
というような理由が挙げられます。それぞれ確認していきましょう。
シャワーの水圧が強すぎる
お風呂でクレンジングをしようと思うと、お風呂のシャワーのお湯で顔を流すことが多いですよね。
しかし、クレンジングをして柔らかくデリケートになったお肌にとって、お風呂のシャワーの圧力は、摩擦が強すぎるので大きな刺激となってしまうのです。
湯温が熱すぎる
また、シャワーの熱すぎる水温がお肌トラブルの原因になることもあるので注意が必要です。
クレンジングを洗い流す際の湯温は、30度ちょっとのぬるま湯が適していると言われています。それより熱すぎても冷たすぎてもお肌に悪影響を及ぼし、場合によってはメンズの肌荒れや乾燥を引き起こしてしまいます。
濡れた手・顔では使えないクレンジングもある
クレンジングには様々な種類がありますが、濡れた手・顔では使えない商品もあります。
では、濡れた手・顔では使えないタイプのクレンジングを、お風呂で手が濡れている状態で使用するとどうなるのでしょうか。
クレンジングにはオイル成分が含まれており、このオイル成分が顔の余計な皮脂や毛穴の角質などといった油性の汚れとなじむことで肌が綺麗になります。
しかし、お風呂で使用した場合、手や顔が濡れたまま使用してしまうので、クレンジングのオイル成分と皮脂や毛穴の角質がなじまず、汚れをしっかりと落とすことができないのです。
また、メンズにおすすめのクレンジング商品はこちらで紹介しています。是非参考にしてみてくださいね。
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お風呂前のクレンジングと比べると雑になりがち
そしてお風呂でクレンジングを行うと、お風呂に入る前にクレンジングする場合よりも雑になることがあります。全身を一気に洗うので、洗い残しの原因にもなりかねません。
メンズの皆さんもお風呂の前に丁寧にクレンジングした方が、より効果が高まる可能性があるのでおすすめなのです。
メンズもお風呂前のタイミングでクレンジングした方がいい理由
ここまで、メンズにお風呂でのクレンジングがおすすめできない理由をお伝えしました。ではお風呂前のタイミングでクレンジングをすると、どんないいことがあるのでしょうか？
それはズバリ、お肌の質が良くなるということです！
男性は女性ほど、しっかりと化粧をする人は多くないと思います。そんなメンズだからこそ、ニキビや毛穴汚れのないきれいなお肌だと良い印象に変わることも多いです。
お風呂でのクレンジングをおすすめできないのは、お肌が乾燥してしまったり、ダメージを受けてしまうという理由からですが、お風呂前のクレンジングを実践すると何が変わるのか…。
お風呂前にクレンジングをすると、その後すぐに保湿することができます。
お肌の乾燥を防ぐには、清潔にした後すぐに保湿するということがとても大切です。クレンジング後のお肌には油分がほとんど残っていないため、例えばお風呂の中でクレンジングした後で湯船に浸かったりすると、水分が蒸発して乾燥しやすくなるのです。
メンズ肌の乾燥を防ぐために、お風呂前にクレンジングをした後すぐ、化粧水や乳液で保湿することがおすすめです。そうすることで、お肌の潤いをキープすることができ、メンズのお肌の質が上がっていくのです。
メンズ必見！正しい手順とステップごとのポイント
ここまで、メンズの皆さんがクレンジングをする際のおすすめのタイミングをお伝えしてきましたが、いざクレンジングをしようと思った時に、その手順が曖昧でわからないというメンズも多いはず。
せっかくお風呂前の丁寧なクレンジングを実践するのであれば、正しい手順で行った方がスキンケア効果も高まります。
お風呂前クレンジングの手順とそれぞれのステップのポイントをチェックしていきましょう。
メンズにとっても複雑なことはなく、シンプルな4ステップです！実践する際のポイントもお伝えします。
- 手を洗いきれいな状態にする
- 適量のクレンジングを手に取り温める
- クレンジングを顔になじませる
- ぬるま湯でしっかりクレンジングを洗い流す
それぞれ解説していきます！
1.手を洗いきれいな状態にする
お風呂前にクレンジングをする時は、まず最初に手を洗って汚れや油分を取り除き清潔にしましょう。
汚れや油分がついた状態でクレンジングをしてしまうと、汚れが顔中に広がってしまったり、クレンジング効果が半減してしまい、肌トラブルを招くこともあります。
2.適量のクレンジングを手に取り温める
手を洗ったら、きちんと拭いて手を乾かします。先ほど紹介したように、濡れた手・顔では使えないクレンジングもあるのです。
また、スキンケアするメンズが増えていて、メンズ向けクレンジングにもいろいろなタイプのものが出てきています。スキンケアグッズは特に、自分の肌に合ったものを選ぶことも大切です。
手に取ったクレンジングをすぐには顔に広げず、少し揉み込むように両手で温めてください。こうすることで顔になじみやすくなります。
3.クレンジングを顔になじませる
クレンジングが温まったら、顔になじませていきます。その時に順番も意識するといいです。Tゾーン→Uゾーン→目元・口元の順になじませましょう。
Tゾーンは、汚れが溜まりやすく皮脂も多いおでこと鼻筋のことです。気にするメンズが多い毛穴汚れは、Tゾーンに集中することが多いので丁寧に広げましょう。
次はUゾーンになじませます。Uゾーンは両頬と顎のことです。そして最後に目元と口元になじませます。目元や口元は皮膚が薄いので、最後にクレンジングをのせて、乾燥を防ぎます。
クレンジングをなじませる時に注意するポイントは、ゴシゴシこすらず優しく塗っていくことです。指の腹を使って、円を描くようになじませていきましょう。
スキンケア全般で言えることですが、優しくというのは常に意識しましょう。
顔全体にクレンジングを伸ばすことができたら、乳化してしっかり汚れを落とします。乳化とは、水と油を混ぜること。クレンジングの際は、少量のぬるま湯をクレンジングにつけて白く濁らせればOKです。
お肌への負担になってしまうので、長時間洗わないようにしてください。
4.ぬるま湯でしっかりクレンジングを洗い流す
最後に、すすぎ残しがないようにしっかりとクレンジングを洗い流していきます。特にフェイスラインや髪の生え際はすすぎ残ししやすいので注意しましょう。
また、冷たい水や熱いお湯ではなく30度程度のぬるま湯で洗い流すこともポイントです。なるべくお肌に負担がないよに適温で洗い流していきます。
洗い残し防止のためにも繰り返しすすぐ必要がありますが、ゴシゴシではなくパシャパシャとすすぐイメージで行いましょう。
より効果を引き出したいメンズにおすすめのポイント
「よりクレンジングの効果をより引き出したい！」というメンズは、ちょっと一手間、以下の3つのポイントを実践してみてください。
- ヘアバンドをつける
- 洗顔料や化粧水などのスキンケアアイテムを揃える
- 蒸しタオルの用意をする
まずヘアバンドについては、もちろん必須ではないのですが、顔全体をしっかりとクレンジングする時には使うことをおすすめします。前髪を上げないと、おでこに前髪がかかって邪魔になってしまうし、髪の生え際を洗い残してしまうこともあります。
次に、先ほどお伝えしたように、メンズにとってもクレンジング後の保湿ケアはとても大切です。汚れを落とした後で、少しでも早く保湿ケアできるように、化粧水などのスキンケアグッズは近くに準備しておきましょう。
最後に、こちらも必須ではありませんが、蒸しタオルがあるとより効果的にクレンジングができます。メンズが悩むことの多い毛穴の角栓や汚れを落としたい場合に、事前に蒸しタオルで顔全体を覆っておくと温かい温度で毛穴が開き、汚れが落ちやすくなるのです。
もしお風呂でクレンジングしたいなら必ず髪を洗ったあと
お風呂前に丁寧にクレンジングする方法をおすすめしてきましたが、「時間がないから、できればお風呂でクレンジングを済ませたい！」というメンズもいると思います。
そんな方のために、お風呂でクレンジングしても効果の上がる順番とポイントをお伝えします。
お風呂でクレンジングをする場合も、洗う順番に注意すればダメージを最小限にとどめることができます。
- 髪の毛
- 体
- 湯船
- クレンジング
- 洗顔
の順番で洗うのがおすすめ。
まずは、髪の毛や体の汚れを落とします。最初に顔を洗うというメンズも多いと思いますが、あとから髪の毛や体を洗うと、流れてきたシャンプーやリンスが顔に付着してしまうことも考えられるので、先に洗ってしまいましょう。
そして次にお風呂の湯船に浸かります。クレンジング前に湯船に浸かることで、毛穴を広げてくれます。逆にクレンジング後の無防備な肌で湯船に浸かってしまうと、美肌の大敵である乾燥を引き起こしてしまう原因に。
湯船から上がったら、クレンジングです。濡れた手・顔似も使用できるクレンジングを使用すれば、クレンジングの効果が半減することもないのでおすすめです。
先ほどお伝えした手順で、なるべく丁寧にクレンジングをして、しっかり汚れを落とします。ここでのポイントは、お風呂前のクレンジングと同様に、お湯の温度を調整してぬるま湯で洗い流すこと。
そして、しっかり汚れを落としたいからと言って水圧の強いシャワーのお湯で洗い流すのではなく、手でしっかりとクレンジングを洗い流しましょう。
最後にメンズ用洗顔料などで洗顔をします。洗顔をする際も、すすぎ残しがないように丁寧に洗い流しましょう。
お肌がきれいになったら、お風呂から上がって、しっかりとスキンケアをして保湿をします。
記事まとめ
今回は、メンズのお風呂でのクレンジングがおすすめできない理由やお風呂前に実践してほしい正しいクレンジングの手順について解説しました。
メンズにとってもお肌の汚れを落とし、美肌を目指すにはクレンジングは欠かせません。
しかしどんなスキンケアもやり方を間違えてしまうと、スキンケア効果が半減してしまったりお肌に余計なダメージを与えてしまうという結果になりかねません。せっかく時間を割いて丁寧にスキンケアするのであれば、より効果的な方法でやりたいですよね。
今までお風呂でクレンジングをしていたというメンズの皆さん、ぜひお風呂前のタイミングでクレンジングを含めたスキンケアをしてみてください。
またクレンジング初心者というメンズの皆さんも、これからは正しいクレンジング方法を実践し、美肌を目指しましょう。