「クレンジングと洗顔って何が違うの？」「クレンジングってメンズにも必要？」とお悩みのメンズもいるのではないでしょうか。
この記事では、クレンジングと洗顔の役割や効果・メンズにもクレンジングが必要な理由を解説します。
クレンジングと洗顔は落とせる汚れが異なるため、メンズにとってもどちらも重要です。
クレンジングと洗顔の違いを正しく理解して、ニキビや毛穴汚れのない健やかなメンズ肌を実現させましょう。
メンズクレンジングと洗顔の違い
「クレンジングと洗顔で2回洗う必要あるの？」とクレンジングと洗顔の違いがわからないメンズも多いのではないでしょうか。
ここからは、メンズクレンジングと洗顔の役割や効果を詳しく解説します。
役割や効果をしっかり把握して、クレンジング・洗顔で健やかなメンズ肌を手に入れましょう。
メンズクレンジングの役割・効果
メンズクレンジングは、メイクや毛穴汚れなどの油性の汚れを除去する役割があります。
クレンジングには主に以下の成分が配合されており、油性汚れを浮かび上がらせることで除去できる仕組みです。
- 界面活性剤
- オイル成分
洗顔料だけでは落としきれない汚れも除去するので、メンズも必見のアイテムですよ。
また、メイクをしたまま洗顔しても水を弾いてしまうので、化粧をするメンズは必ずクレンジングを使ってから洗顔をする必要があります。
メイクを落とさずに寝てしまうと、メイクが皮膚呼吸の妨げになったり酸化したりすることでニキビなどの肌荒れやシワ・たるみなどの肌老化に繋がるので要注意です。
洗顔の役割・効果
洗顔は、皮脂・古い角質・ほこり・汗などの水性の汚れを落とす役割があります。
クレンジングでは落としきれない水性汚れをしっかり除去するので、クレンジング後に洗顔をすることでよりきれいなメンズ肌に仕上がるのです。
洗顔料に配合される洗浄成分は以下の2種類があり、商品によって異なるので要チェック。
- 脂肪酸石けん
- 合成界面活性剤
脂肪酸石けんを主に配合した洗顔料は、キメ細やかな泡ができ泡切れも良いのが特徴。
合成界面活性剤を主に配合した洗顔料は、軽やかな泡ができるのが特徴です。
ヒリつきを感じやすい敏感肌のメンズやカサつきやすい乾燥肌のメンズは、しっかり泡立つ脂肪酸石けんを主体とした洗顔料がおすすめ。
なおラウリン酸など炭素数の少ない脂肪酸は肌に刺激を与えやすいので、避けるように注意しましょう。
メイクをしていないメンズにもクレンジングをおすすめする理由
メンズは皮脂分泌量が多いため、メイクをしていない男性にもクレンジングでのスキンケアがおすすめです。
メンズ肌は女性肌の約2倍もの皮脂を分泌しているため、毛穴汚れが溜まりやすい傾向があります。
すると角栓が酸化して黒ずみ毛穴ができたり、過剰な皮脂分泌で開き毛穴ができたり、皮脂が毛穴に詰まってアクネキンが増殖してニキビができたりと様々な肌トラブルに繋がります。
皮脂分泌量が多い男性が肌トラブルのない健やかな肌を目指すには、毛穴汚れをしっかりと除去することが大切。
クレンジングでケアをすると毛穴の奥に詰まった汚れもしっかり除去できるので、肌トラブルが発生しにくくなるのが魅力です。
現在黒ずみ毛穴・開き毛穴・ニキビにお悩みの男性には特におすすめなので、さっそくクレンジングでのケアを始めてきれいなメンズ肌を手に入れましょう。
男性必見！クレンジングと洗顔の正しい使い方・順番
クレンジングと洗顔の効果を存分に発揮させるには、クレンジング→洗顔の正しい順番を守りながら正しい使い方でケアすることが大切です。
ここからは、クレンジングと洗顔の正しい使い方を詳しく解説します。
正しい使い方をマスターして、クレンジング・洗顔で肌トラブルのない健やかなメンズ肌を目指しましょう。
クレンジングの正しいスキンケア方法
クレンジングの基本的な正しいスキンケア方法は以下の通りです。
- クレンジングを手に取る
- TゾーンからUゾーンの順に顔に馴染ませる
- 小鼻や目元など細かい部分にも指先でクレンジングを馴染ませる
- 30～32度のぬるま湯で白く濁るまで乳化させる
- すすぎ残しがないようにぬるま湯で洗い流す
クレンジングをするときには、肌への負担を軽減できるようやさしく洗うことが大切です。
クレンジングは洗浄力が強く時間をかけると肌に負担をかけてしまうので、30～40秒程度で素早く行います。
摩擦を加えないよう、ゴシゴシ擦らずに肌をなでるようにやさしく洗いましょう。
すすぐ前にぬるま湯で白く濁るまで乳化させると洗い流しやすくなり、クレンジングが肌に残りにくくなりますよ。
また、毛穴汚れ除去などスキンケア目的でクレンジングをする場合は、鼻周辺のみケアするのもおすすめです。
なお、クレンジングにはオイルタイプ・バームタイプ・ジェルタイプなど様々な種類があり、使用方法が異なる場合もあるので注意しましょう。
洗顔の正しいスキンケア方法
洗顔の正しいスキンケア方法は以下の通りです。
- 洗顔料をよく泡立てる
- TゾーンからUゾーンの順に洗顔料をのせる
- 肌の上で泡を転がすようにやさしく洗う
- 30～32度のぬるま湯でしっかりすすぐ
洗顔もクレンジングと同様に、摩擦を起こさないようにやさしく洗うことが大切。
洗顔料をしっかり泡立てて、モコモコの泡で顔を洗いましょう。
手で泡立てるのが難しい場合は、泡立てネットを使うことをおすすめします。
摩擦を起こさないように意識して肌の上で泡を転がすようにやさしく洗ったら、生え際や小鼻など洗い流しにくい部分までしっかりすすぎましょう。
関連Q&A
ここまでメンズクレンジングや洗顔について解説しましたが、まだまだわからないことや気になることがあるメンズもいますよね。
ここからは、メンズクレンジングや洗顔に関するQ&Aを解説します。
疑問をしっかり解決してから、さっそくクレンジングと洗顔を取り入れてきれいなメンズ肌を実現させましょう。
Q.ダブル洗顔は必須？
ダブル洗顔とは、クレンジングと洗顔料を使って2回顔を洗う洗顔方法のこと。
ダブル洗顔は必須ではありませんが、油性・水性どちらの汚れも落とせるのに加えてクレンジングによる肌荒れを防げるのでおすすめです。
クレンジングは肌に負担を与えやすく、洗い残しがあると肌荒れの原因になることもあります。
しかし、クレンジング後に洗顔をして2回顔を洗うことで、クレンジングが肌に残ることなくニキビのような肌荒れを防げるのがポイントです。
なお、2度洗いする分角質層が削られてバリア機能が低下し、肌が乾燥しやすくなるので要注意。
脂性肌・乾燥肌を問わず、ダブル洗顔後は必ず化粧水や乳液を使ってしっかり保湿するよう心がけましょう。
Q.クレンジングを使う頻度は？
クレンジングでメイクを落とす場合はメイクをした日の夜に1回、毛穴汚れ除去などスキンケア目的で使う場合は週2回がおすすめです。
メイクした日には、肌荒れや肌の老化を防ぐためにも夜寝る前に必ずメイクを落とすことが大切。
帰宅後より早い時間にメイクを落とすと、肌への負担を軽減できるのでおすすめです。
毛穴汚れを除去するスキンケア目的で使う場合は、スペシャルケアとして週2回使用しましょう。
クレンジングは洗浄力が強く肌に負担をかけやすいので、使いすぎには要注意です。
Q.洗顔を使う頻度は？
洗顔は、朝晩1回ずつの頻度がおすすめです。
朝の洗顔では寝ている間についたホコリや皮脂を除去し、夜の洗顔では日中の汗や酸化した皮脂を落とします。
脂性肌・乾燥肌問わず1日に2回洗顔をして、清潔なメンズ肌を保ちましょう。
なお、粉を吹くなど極端な乾燥肌の方は、朝の洗顔では洗顔料を使わずぬるま湯のみで洗うことをおすすめします。
また、1日に3回以上洗顔をするメンズ肌の潤いを守るために必要な皮脂も洗い流してしまうので注意しましょう。
ニキビや黒ずみ毛穴のないメンズ肌を目指そう
この記事のポイント
- メンズクレンジングと洗顔は洗い落とせる汚れの種類が異なる
- クレンジングは毛穴汚れを除去できるのでメイクしていない男性にもおすすめ
- 正しい方法でメンズクレンジングや洗顔をすることで美肌を目指せる
クレンジングは毛穴汚れなど油性の汚れを落とし、洗顔は汗やほこりなどの水性の汚れを落とすので、役割や効果が異なります。
皮脂分泌量の多い男性は、クレンジングと洗顔の両方を使ってスキンケアをすることで清潔感のあるメンズ肌が手に入りますよ。
クレンジングは普段メイクをするメンズだけでなく、テカリ・ベタつき・毛穴汚れが気になるメンズにおすすめのアイテムです。
きれいなメンズ肌を手に入れるには正しい方法でスキンケアをすることが大切。
この記事を参考にクレンジングと洗顔を正しく使って、清潔感のあるきれいなメンズ肌を実現させましょう。