寝不足や疲労などによって、目の下にくまができてしまうことってありますよね。
そんな「くま」は、実はコンシーラーで隠すとができるのをご存知でしたか?
「コンシーラーって女性がメイクで使うものじゃないの?」というイメージをお持ちのメンズも多いと思いますが、実は最近だと男性用の「メンズコンシーラー」も人気となっているんです。
そこで本記事では、「目のくまを隠したい!」という男性のために「メンズコンシーラーとはなにか」というところから、その使い方まで丁寧に解説していきます。
目の下のクマに悩んでいるメンズの方は必見ですよ!
目のくまを隠すことができるメンズコンシーラーとは
そもそもメンズコンシーラーとは、女性がメイクで使うコスメ用品である「コンシーラー」の男性版のことです。
コンシーラーは、簡単にいうと「部分的なファンデーション」。
ファンデーションは、女性が化粧をする際に使うアイテムのことで、肌の色ムラやシワ、シミなどを隠して顔全体を美しく見せてくれるもの。
しかし、ファンデーションではカバー力が足りない場合があるため、シミやくま、ニキビなどを十分に隠せないことも多々あります。
そこで登場するのがコンシーラー。
ファンデーションでは完全に隠しきれない顔の気になる部分をしっかりとカバーし、顔全体をキレイに見せることができるのです。
男性版である「メンズコンシーラー」も、男性が気になる青ヒゲやくま、そばかすや毛穴などに部分的に塗ることで、それらをしっかりと隠すことができるアイテムとなっています。
また、男性の中には「くまや青ヒゲを隠したいけれど、肌全体にファンデーションを塗るのはちょっと…」という方も多いですよね。
メンズコンシーラーならば、気になる部分だけにピンポイントで塗ることで、くま等がしっかり消えるので、男性にとっても使うハードルがグッと下がるのではないでしょうか?
メンズが女性用コンシーラーを使うのはあまりおすすめしない
なお、男性が女性用のコンシーラーを使うのはおすすめしません。
なぜなら、男性と女性とでは肌の色が異なることから、女性用のコンシーラーだと不自然な仕上がりになってしまうことが多いから。
コンシーラーを選ぶ上でのポイントが、肌に近い色味のものを選ぶこと。
肌に近い色のコンシーラーならば、目元のクマや青髭などの気になる部分をナチュラルに隠すことができますが、色の選び方を間違えると、コンシーラーが明らかに白く浮いてしまうんです。
そのため、メンズの方がコンシーラーを選ぶ際には、男性用に作られた「メンズコンシーラー」を選分のがおすすめ。
メンズコンシーラーの種類について
メンズコンシーラーには、「スティック・ペンシル型」と「クリーム・リキッド型」の2種類があります。
スティック・ペンシル型
スティック・ペンシル型のメンズコンシーラーは、せまい範囲に集中的に塗ることができるのが特徴。そのため、くまやシミ、シワやニキビなどの細かい部分をしっかりと隠したい場合に向いていますね。
スティック・ペンシル型は肌への密着力がより高いので、くま等をカバーする力も非常に高いですよ。なお、中には「アクネバリア」のように、ニキビを隠しながら治してくれるものもあります。
ニキビに悩む方にはおすすめです。
クリーム・リキッド型
一方、クリーム・リキッド型のメンズコンシーラーは伸びが良いために、広い範囲に使えるという特徴があります。
そのため、青ヒゲやそばかす、毛穴や顔全体のたるみなどを隠すのに向いています。もちろん、寝不足が続いて目の下に広範囲にできてしまったくまにも使えますよ。
クリーム・リキッドタイプのメンズコンシーラーは肌なじみが良く、また指で簡単に塗ることができるため、男性でも使いやすいです。
なお、メンズコンシーラーの中には、青ヒゲを隠すのに特化したオレンジ色のものもあったりするのですが、基本的には上の2つのタイプの中から、ご自分の隠したい部分の悩みにあわせて選べばOKよ。
BBクリームも目のくま隠しに使える?
メイクに馴染みのないメンズにとって、コンシーラーと混同しがちな「BBクリーム」。
BBクリームとは、ファンデーションや美容液、日焼け止めの成分などが入った、オールインワンのスキンケアアイテムのことです。
このBBクリームも、コンシーラーと同様に目元のくま消しに使えますが、BBクリームはオールインワン型である分、クマなどをカバーする力はメンズコンシーラーに比べて低め。
そのため、クマがかなり濃い場合などには、BBクリームでは完全にクマを隠すことができない可能性が高いので要注意ですね。
BBクリームとメンズコンシーラーは併用もおすすめ
BBクリームとメンズコンシーラーは併用するのもおすすめです。なぜなら、BBクリームはコンシーラーのようなカバー力を持っているものですが、美容や保湿成分を含んでいるために、スキンケアの延長にあるようなものだから。
そのため、上からコンシーラーを重ねても全く問題なく、むしろ重ねることでカバー力が高まるので、濃いくまやあざなどもしっかり隠せるようになりますよ。
実際に、女性の多くがメイクの際には、BBクリームとコンシーラーを併用しています。
「肌の状態を改善しながら、くまや毛穴を隠したい」「コンシーラーだけを塗ってもくまがキレイに隠れない」という男性の方は、ぜひBBクリームの上からメンズコンシーラーを重ねてみてください。
メンズコンシーラーの使い方
ここまでメンズコンシーラーについて書きましたが、男性はメイクに関する知識浅いため、「くまを隠すためには、実際にはどうやってメンズコンシーラーを使えばいいの?」と疑問に思いますよね。
具体的には以下の手順でメンズコンシーラーを使うようにしてください。
- 洗顔でまずは肌の表面の汚れをしっかり落とす
- 化粧水・乳液でしっかりとスキンケアをする
- クマ等の隠したい部分にメンズコンシーラーを塗る
- 家に帰ったらしっかりと落とす
評価の高い有名ブランドのものだったり、口コミランキング等で人気のものであっても、正しい使い方をしないと効果が実感できないので、必ず上の手順を守ってくださいね。
以下で各手順について、くわしく解説していきます!
メンズコンシーラーの使い方①洗顔でまずは肌の表面の汚れをしっかり落とす
メンズコンシーラーを使う前に必ずしなくてはいけないステップが洗顔。
肌の表面に汚れや皮脂がついているとコンシーラーが剥がれやすく、うまく肌にのってくれないので白浮きの原因となります。
まずは洗顔でしっかりと肌をオフしましょう。
メンズコンシーラーの使い方②化粧水・乳液でスキンケアをする
洗顔が終わり、肌の土台が出来上がったら、次はスキンケア(保湿)を行います。
このスキンケアの手順も大事。肌が乾燥しすぎていたり、油分が過剰に出るような状態ではコンシーラーの効果が出ません。
スキンケア(保湿)をすることで肌の乾燥を防ぎ、時間の経過とともに過剰分泌される油分を抑えることができるでしょう。
メンズコンシーラーの使い方③隠したい部分にメンズコンシーラーをつける
①と②のステップが完了したら、くま等の隠したいものがある部分にメンズコンシーラーを乗せていきます。
スティック・ペンシル型のものは、くま等がある部位に直接塗っていき、クリーム・リキッド型のものは、くま等の周りにメンズコンシーラーを置いて伸ばしていくイメージですね。
なお、いずれの型のものでも以下の2つのポイントを意識すると、自然に仕上がりますよ。
- 境界をぼかすように伸ばすこと
- 少量からつけること
くま等をしっかり隠しつつ、かつ自然に仕上げるためには、「塗った部分と塗っていない部分が分からないようにすること」が鍵になります。
指でなじませたり、指の腹でトントンと叩いたりして、その2つの境界をうまくぼかしてあげしょう。
また、少量からメンズコンシーラーを使うのもポイント。クマ等をしっかりと隠したいからといって、最初からたくさんつけてしまうと、どうしても厚く塗りすぎてしまうため、全体的に不自然な仕上がりになります。
足りなかった場合には適宜足していくイメージで、少しずつ使うようにしましょう。
メンズコンシーラーの使い方③しっかりと落とす
1日の終わりには、コンシーラーをきれいに落としてあげましょう。
なお、メンズコンシーラーはクマ等をしっかり隠すために、皮脂や汗などで落ちないように作られているものが多いので、基本的には洗顔前に「クレンジング」をして落とすことになります。
クレンジングを怠ってしまうと、肌に汚れがたまったりして肌荒れの原因になるので、忘れずに行ってくださいね。
なお、「クレンジングするのは手間だし面倒だな…」という方には、石鹸で落ちるタイプのメンズコンシーラーがおすすめ。 カバー力は劣るものの、より気軽に青髭やくま等を隠すことができますよ!
まとめ
気軽にくまを隠すことができるアイテムとして、メンズコンシーラーは非常におすすめです。
ただ、中には「クマやニキビ跡、毛穴を隠したいけれど、メイクはちょっとな…」と感じる方もいると思います。
しかし、いろいろなブランドからおしゃれなパッケージのメンズコンシーラーも出ているので、違和感なく使うことができますよ。
価格の安いものでも口コミで高い評価を得ているものもたくさんあるので、色々比較して選びたいですね。
また、「自分を美しく見せたい」というのは、何も女性に限ったことではなく、男性が思っても自然なこと。 ぜひメンズコンシーラーを使って、クマや毛穴などの気になる部分をカバーしてみてください!