メンズ美容ブームが高まっており、近年はメンズ向け化粧水・レディース用化粧水と性別ごとにスキンケアアイテムが販売されています。
しかし「メンズ向けとレディース向けに違いはあるの?」「メンズ向けとレディース向け、どちらを使うべき?」と疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、メンズ向け化粧水・レディース向け化粧水の違いを解説します。
それぞれの化粧水の違いをチェックして、肌の特徴に合わせて効果を引き出すスキンケアを行いましょう。
メンズとレディースの肌の違いとは?
「男性肌と女性肌ってなにが違うの?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
ここからは、メンズとレディースの肌の違いを紹介します。
性別によって異なる肌の特徴を押さえて、肌に合うスキンケアを実践しましょう。
男性肌の特徴
男性肌の特徴は、以下の2点です。
- 皮脂量が多く水分量が少ない
- 皮膚が厚くキメが荒くてゴワつきやすい
女性肌より約2~3倍もの皮脂を分泌していますが、水分量は3分の1程度しかありません。
男性ホルモンが皮脂分泌を促すので、皮脂が多くベタつきやテカリが気になりやすいものの、実は乾燥しやすい傾向があります。
過剰な皮脂分泌により、開き毛穴やニキビができやすいので要注意です。
また、男性は皮膚が厚いため、ゴワついたりザラついたりしやすいのも悩みどころ。
さらに毎日ヒゲ剃りを行う男性は、肌表面を傷つけることで肌荒れや色素沈着を引き起こすこともあります。
女性肌の特徴
女性肌の特徴は、以下の2点です。
- 毛穴が小さくキメが整っている
- 皮膚が薄く外的要因からダメージを受けやすい
女性は皮脂分泌量が少なく毛穴も小さいので、キメが整っているのが特徴です。
しかし、皮膚が薄いため外的要因によるダメージを受けやすいのが難点。
紫外線などの外的要因によって、シミやそばかすができやすい傾向があります。
また、女性ホルモンには、肌の水分量を増やしたりコラーゲンの生成を促進したりする働きがあるのもポイント。
しかし生理周期によってホルモンバランスが変化するため、更年期のホルモン分泌が大きく変化するタイミングで肌質も変わります。
メンズ向け・レディース向けの化粧水の違い
男性肌と女性肌は特徴が異なるため、メンズ向け化粧水・レディース向け化粧水にも違いがあります。
ここからは、メンズ向け化粧水・レディース向け化粧水の違いを紹介します。
それぞれの特徴や効果をチェックして、肌の特徴に合う効果的なスキンケアを行いましょう。
メンズ向け化粧水の特徴や効果
メンズ向け化粧水は、皮脂量が多くても快適にスキンケアできるアイテムが多いのが特徴です。
男性は女性の肌と違い皮脂分泌量が多くベタつきやすいため、さっぱりとケアできる化粧水が多い傾向があります。
さっぱりとしたメンズ化粧水なら、ベタつきが苦手な男性も快適にスキンケアできますよ。
また、テカリ・開き毛穴・ニキビなど過剰な皮脂分泌による肌トラブルに特化した化粧水も豊富です。
メンズ化粧水で肌トラブルへの効果を実感することで、健やかな男性肌を目指せますよ。
レディース向け化粧水の特徴や効果
レディース向け化粧水は、肌質が変化しやすい女性肌に合う成分が配合されたアイテムが多いのが特徴です。
皮膚が薄く外的要因によってシミやそばかすができやすいため、美白有効成分を配合した化粧水が豊富。
またメンズ肌と違い、ホルモンバランスの変化によって肌質も変わるため、アンチエイジングなど美容効果を売りにした化粧水も多く販売されています。
皮脂が少ないため、とろみのある高保湿タイプやしっとりタイプの化粧水も多く展開されていますよ。
男性が女性向け化粧水でスキンケアしてもいい?
メンズ向け化粧水とレディース向け化粧水に違いはありますが、男性がレディース向け化粧水でスキンケアしても問題ありません。
メンズ向け・レディース向けを問わず、化粧水を選ぶ上で大切なのは自分の肌に合うかどうかです。
そのため、男性が自分にぴったりのレディース向け化粧水を見つけたときには、使用し続けても悪影響はないでしょう。
なお、レディース向け化粧水は男性向け化粧水と違い、しっとりタイプや高保湿タイプのアイテムが多いこともあります。
皮脂が多い男性がしっとり感の強いレディース用化粧水を使うと、ベタつきやすく快適にスキンケアできない可能性があるので要注意。
メンズ向け化粧水とレディース向け化粧水の違いだけでなく商品ごとの違いも把握して、自分に合う化粧水を見つけましょう。
化粧水のおすすめの選び方&気を付けるべきこと
「自分に合う化粧水ってどうやって選ぶの?」「化粧水の種類が多くてどれを買うか迷う」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
ここからは、化粧水のおすすめの選び方や気を付けるべきことを紹介します。
ポイントを押さえて、自分にぴったりの化粧水でスキンケアしましょう。
肌悩みに合う成分で選ぶ
メンズ向け・レディース向けを問わず、化粧水を選ぶときには肌悩みに合う成分が配合された化粧水を選びましょう。
肌トラブルに合う成分が配合された化粧水を選ぶと、肌悩みのない健やかな肌を目指せますよ。
肌トラブルごとに違いがあるおすすめの成分を、以下の表にまとめました。
肌トラブル | おすすめの成分 |
---|---|
乾燥 | 【高保湿成分】コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミドなど |
テカリ・ベタつき | 【過剰な皮脂を抑制する成分】ハマメリスエキス・ビタミンC誘導体・ チャ葉エキスなど |
開き毛穴 | 【過剰な皮脂を抑制する成分】ハマメリスエキス・ビタミンC誘導体・ チャ葉エキスなど |
ニキビ | 【抗炎症成分】グリチルリチン酸2K・アラントインなど / 【殺菌成分】イソプルピルメチルフェノール・サリチル酸など |
シミ・そばかす | 【美白有効成分】ビタミンC誘導体・トラネキサム酸・ プラセンタエキスなど |
以上のおすすめ成分を参考に、男性も女性も自分の肌トラブルに合う化粧水を見つけましょう。
使用感で選ぶ
化粧水の選び方は、使用感やテクスチャーの違いを把握することも重要です。
メンズ向け・レディース向けを問わず、化粧水には以下の使用感の違いがあります。
- さっぱりタイプ:サラサラとしたみずみずしいテクスチャー
- しっとりタイプ:とろみのあるテクスチャー
皮脂分泌量が多い方はさっぱりタイプを選ぶと、ベタつきにくく快適にスキンケアできます。
もっちりとした仕上がりが好みの方は、とろみのあるしっとりタイプがおすすめです。
メンズ向け化粧水にはさっぱりタイプが多いものの、商品ごとに少しずつ使用感やテクスチャーが違います。
メンズ向け・レディース向け関係なく、男性も女性も快適にスキンケアを継続できる化粧水を選びましょう。
コスパで選ぶ
化粧水を選ぶときには、メンズ向け・レディース向けを問わずコスパを重視しましょう。
化粧水で肌をしっかり保湿するには、適量の化粧水でしっかりケアすることが大切です。
そのため、高級化粧水を適量以下の量で少しずつ使ってもあまり効果を実感できず、かえって乾燥する可能性があるので要注意。
また、化粧水でのスキンケアは継続することで少しずつ肌に違いが生じます。
肌の細胞が生まれ変わるサイクル「ターンオーバー」は正常に機能している場合でも約28日間かかるので、肌に違いが生じるまで最低でも2~3ヶ月はかかるもの。
メンズ向け化粧水・レディース向け化粧水どちらも経済的に無理なく継続できるコスパの優れた化粧水を選んで、肌に違いが現れるまで続けましょう。
記事まとめ
この記事のポイント
- 性別によって肌質に違いがあり、男性肌は皮脂量が多く、女性肌はデリケートなのが特徴
- メンズ向け化粧水はさっぱりとケアできるものが多く、レディース向け化粧水は高い美容効果が期待できるものが多い
- メンズ向け・レディース向けと違いはあるが、大切なのは自分に合う化粧水を選ぶこと
男性肌と女性肌には違いがあり、特徴の違いに合わせてメンズ向け化粧水・レディース用化粧水が開発されています。
メンズ向け化粧水はレディース向け化粧水と違いさっぱりケアできるものが多く、皮脂が多い男性でも快適にスキンケアできるのが特徴です。
なお、メンズ向け化粧水とレディース向け化粧水の傾向に違いはありますが、重要なのは商品ごとの違いを把握して自分に合う化粧水を見つけること。
メンズ向け・レディース向けの違いにこだわらず自分にぴったりの化粧水でスキンケアすると、肌トラブルのない健やかな肌が実現しますよ。