汚れをしっかり取り除いてしっとりとしたメンズ肌を保つためには、洗顔から乳液までのスキンケアが重要です。
しかし「正しくスキンケアできているかわからない…」「もっと効果を引き出したい」とお悩みのメンズも多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、洗顔から乳液までの正しいメンズスキンケア方法を詳しく解説します。
正しい方法で洗顔から乳液までしっかりスキンケアをして、清潔感のある潤ったメンズ肌を実現しましょう。
メンズ肌への洗顔・化粧水・乳液の効果とは?
「メンズも洗顔から乳液までスキンケアをする必要があるの?」と疑問を抱えているメンズもいるのではないでしょうか。
そんな男性のために、ここからはメンズ肌への洗顔・化粧水・乳液の効果を解説します。
まずはそれぞれの効果をチェックして、徹底したスキンケアできれいなメンズ肌を目指しましょう。
洗顔の効果・役割
洗顔は、肌に付着した汚れや皮脂を洗い落とす効果があります。
洗顔をせずに汚れや皮脂を放置していると、空気に触れ続けて酸化し肌荒れやくすみの原因になることも。
さらに、皮脂が毛穴に溜まりやすくなりニキビのような肌荒れが発生しやすくなるので洗顔は欠かせません。
特にメンズは皮脂分泌量が女性の約2~3倍と言われていて皮脂が溜まりやすいので、朝晩必ず洗顔するよう心がけましょう。
化粧水の効果・役割
化粧水は、肌に水分を与える効果・役割があります。
肌の水分量が不足すると外的刺激から肌を守るバリア機能が低下し、乾燥や肌荒れなどの肌トラブルが発生しやすくなるので注意が必要です。
特にメンズ肌は女性肌の約3分の1ほどしか肌内部の水分量がなく潤いが不足しているため、化粧水でしっかり保湿ケアすることが大切です。
また、ニキビ・シミ・シワなどに合う美容成分を配合した化粧水でスキンケアをすると、肌悩みのないメンズ肌を目指せますよ。
乳液の効果・役割
乳液には、肌内部の水分蒸発を防ぐ効果と角質を柔らかくする効果があります。
それぞれの効果について、詳しく解説していきます。
肌内部の水分蒸発を防ぐ効果
化粧水のあとに乳液を使用することで、化粧水で補った水分を閉じ込めて水分蒸発を防ぎ潤いを長時間キープします。
スキンケアの最後に乳液でフタをしなければ化粧水で補った水分がすぐに蒸発してしまい、化粧水の効果を実感できなくなるので要注意。
また、乾燥した状態が続くと肌を守ろうと皮脂が過剰に分泌され、テカリ・ニキビ・開き毛穴などの肌トラブルが発生しやすくなります。
ベタつきやテカリにお悩みの脂性肌のメンズも、肌トラブルを避けるために乳液を使ってスキンケアをすることが大切です。
角質を柔らかくする効果
乳液には角質を柔らかくする効果もあるので、古い角質を柔らかくしなめらかなメンズ肌に導くのもポイントです。
乾燥や紫外線などのあらゆる要因により肌の細胞を一定の周期で生まれ変わらせるサイクル「ターンオーバー」が乱れると、古い角質が蓄積されます。
そのため誤ったスキンケアや紫外線対策を行っている男性は、ターンオーバーの乱れによって肌がごわつきやすい傾向があるのです。
しかし乳液でスキンケアをすることで、ごわつきのないふっくらとしたメンズ肌が叶いますよ。
洗顔から乳液まで!メンズスキンケアの正しい方法
洗顔・化粧水・乳液の効果を存分に引き出すには、洗顔→化粧水→乳液の順番で正しい方法を意識しながら毎日継続的にスキンケアすることが大切です。
ここからは洗顔・化粧水・乳液の正しいスキンケア方法を紹介します。
洗顔・化粧水・乳液を使った毎日の徹底したスキンケアで効果をしっかり引き出して、きれいなメンズ肌を手に入れましょう。
洗顔の正しいスキンケア方法
洗顔の正しいスキンケア方法は、以下の5ステップです。
- 手を洗って清潔な状態にする
- ぬるま湯で顔全体をすすぐ
- 洗顔料をよく泡立ててモコモコの泡を作る
- 皮脂が多いTゾーンから乾燥しやすいUゾーンの順に泡をのせる
- ぬるま湯でしっかりすすぐ
以上の5ステップで洗顔すると、肌にやさしくしっかりと汚れや皮脂を洗い落とすことができます。
洗顔のスキンケアでメンズが注意すべきポイント
洗顔をするときにメンズが注意すべきポイントは以下の3つです。
- ゴシゴシと力を加えて洗わない
- 30度~32度ほどのぬるま湯ですすぐ
- 生え際や小鼻までしっかりすすぐ
ゴシゴシと力強く洗うと肌に摩擦を加えてダメージを与えてしまい、バリア機能が低下しやすくなります。
乾燥やニキビのような肌トラブルの原因にもなるので、洗顔料をしっかり泡立てて肌の上で泡を転がすように洗顔するよう意識しましょう。
また、高温のお湯ですすぐと肌を外的刺激から守るために必要な皮脂まで洗い流してしまうので、30度~32度ほどのぬるま湯で洗い流すのがポイントです。
さらにすすぎ残しがあるとニキビなどの肌荒れや毛穴詰まりに繋がるため、生え際や小鼻など洗い残しやすい部分は特に入念にすすぎましょう。
化粧水の正しいスキンケア方法
化粧水の正しいスキンケア方法は、以下の3ステップです。
- 化粧水を適量手に出し、体温で温めながら手のひらに広げる
- 顔全体に馴染ませてハンドプレスをする
- 目元・小鼻・口元などの細かい部分には指先で塗布する
以上の3ステップで化粧水を使えば、すみずみまで潤ったメンズ肌が手に入りますよ。
化粧水のスキンケアでメンズが注意すべきポイント
化粧水でスキンケアをするときにメンズが注意すべきポイントは以下の3つです。
- 体温で温めて浸透を促す
- 力を加えすぎずやさしく化粧水を馴染ませる
- 塗布しにくい部分も忘れずに化粧水を馴染ませる
化粧水はすぐに肌に馴染ませるのではなく、手のひらの体温で軽く温めて塗布することが大切。
体温で軽く温めることで肌によくなじみ浸透しやすくなるので、より高い保湿効果や美容効果が期待できます。
また力を加えて化粧水を馴染ませると肌に負担をかけてしまい、肌トラブルの原因にもなるので注意が必要です。
ハンドプレスするときにも力を加えすぎずに、やさしく化粧水を押し込むようなイメージでスキンケアをしましょう。
さらに目元・小鼻・口元などの細かい部分は化粧水を塗布しにくいので、指先を使ってやさしくしっかり馴染ませて保湿することも重要です。
乳液の正しいスキンケア方法
乳液の正しいスキンケア方法は、以下の3ステップです。
- 適量を手に取り、体温で軽く温めながら手のひらに広げる
- 顔全体にやさしく馴染ませる
- 目元・小鼻・口元などの細かい部分には指先で塗布する
基本的なスキンケア方法は化粧水と同じです。
以上の3ステップを意識しながら、乳液を使って正しくスキンケアをしましょう。
乳液のスキンケアでメンズが注意すべきポイント
乳液のスキンケアでメンズが注意すべきポイントは以下の3つです。
- 適量の乳液でスキンケアをしてテカリを防ぐ
- 体温で温めて肌なじみをよくする
- 目元・小鼻・口元の細かい部分もしっかり保湿する
乳液には油分が含まれていてつけすぎるとテカリやベタつきの原因になるので、適量を使うように注意しましょう。
乳液の適量は10円玉ほどの大きさとされていますが商品によって適量は異なるため、メーカー推奨の使用量をチェックすることをおすすめします。
また、化粧水と同様に体温で温めたり細かい部分までしっかり保湿することが大切です。
化粧水で入念に潤いを補給しても、乳液ですみずみまでフタができていなかったらすぐに乾燥してしまうので要注意。
特に目元は乾燥しやすいデリケートな部分なので、指先を使ってやさしく乳液を塗布しましょう。
スキンケアで乾燥やニキビのない男性肌を手に入れよう
この記事のポイント
- 洗顔は肌についた汚れや皮脂を落とす効果があり皮脂分泌量の多いメンズには欠かせないスキンケア
- 化粧水・乳液は水分量が少なく乾燥しているメンズ肌に潤いを補給してキープする効果がある
- 洗顔・化粧水・乳液を使って正しいスキンケアをするとそれぞれの効果を引き出せる
洗顔は汚れや皮脂を除去する効果、化粧水は潤いを補給する効果、乳液は肌内部の水分蒸発を防ぐ効果があります。
メンズ肌は皮脂分泌量が多い一方水分量が不足しているという特徴があるため、洗顔・化粧水・乳液でのスキンケアが欠かせません。
洗顔・化粧水・乳液の効果を存分に引き出すには、正しいスキンケア方法を意識することが大切です。
この記事を参考に、洗顔・化粧水・乳液で毎日継続的にスキンケアをして、乾燥やニキビなどの肌トラブルがないきれいなメンズ肌を実現させましょう。