メンズスキンケアの敵!シミの原因
年齢を重ねていくと、肌のシミについて思い悩まされることが増えてくるのではないでしょうか。
特に40代、50代男性といった年代の方はすでにシミができてしまっているかもしれません。
メンズスキンケアで対策をする前に、まずはシミができる原因を知っておきましょう。
シミの原因となる一番の要因は言わずもがな紫外線。
肌に紫外線が当たるとメラニンという成分が作り出され、肌内部で色素沈着がおこります。
メラニンは本来肌のバリア機能を有していたり、肌にとってプラスに働く成分です。
しかし、紫外線を受けることにより肌のターンオーバーの周期が遅れてしまったり、肌内部でメラニンがとどまることによりシミに変わります。
肌トラブルの80%程が紫外線が原因といわれています。
特に、3月~5月にかけては冬の季節特有の乾燥によって肌がよわる要因に。
そのため紫外線の肌へのダメージが大きくなってしまうのです。
紫外線は季節によって強い弱いが変化しますが、1年中でているため注意が必要です。
治らないしみも!?しみの種類を紹介
シミにも様々な種類が存在します。ここでは、シミの種類を紹介します。
- 日光黒子(にっこうこくし)
- 雀卵斑(じゃくらんはん)
- 炎症後色素沈着(えんしょうごしきそちんちゃく)
- 肝斑(かんぱん)
紫外線が主な原因となっているシミが1.日光黒子です。早い人では20代でできることも。若いからと安心していられませんね。
またこの中で治療が難しいとれているのが、4.肝斑です。よくそばかすと呼ばれおり、遺伝的な要素が大きいとされています。
肝斑以外の3つのシミは対策をすることで目立たなくすることが可能です。
メンズスキンケアを選ぶ際に!しみ取りにおすすめな成分とは
メンズスキンケアにこだわりを持った方は、成分を気にすることも多くなるでしょう。
そこでシミに有効な成分を下記に6つピックアップしました。
- ビタミンC誘導体
- アルプチン
- コウジ酸
- トラネキサム酸
- カモミラET
- ハイドロキノン
これらが配合されているメンズスキンケア用品であれば、基本的にシミに有効とされています。
市販のメンズスキンケア用品の中にもこれらの成分が含まれているものがあります。
シミの対策をするために成分にもこだわって見てみると良いでしょう。
美白効果も!ハイドロキノンとは
メンズスキンケアをより効果的に行いたい!という方はハイドロキノンという成分が入ったメンズスキンケア用品を使うことをおすすめします。
ハイドロキノンは肌の奥にある真皮層に働きかけてシミを消してくれます。
また、医薬品と市販のものがありますが、大きな違いは配合されている濃度の違いです。
市販品は医薬品の100分の1程度の濃度で作られており、医薬品の方が効果が圧倒的に高いです。
しかし、効果が抜群なため肌への刺激が強かったり、保存方法などが悪いとすぐに使えなくなってしまうため注意が必要です。
メンズスキンケアの基本!洗顔・化粧水・乳液でシミ対策する方法
メンズスキンケアの基本として、下記の流れがあります。
- 洗顔をする
- 化粧水をつける
- 乳液をつける
これらの基本ができていないと、肌が弱ってしまい、シミができやすい原因となります。
特にメンズの肌は、水分量が少なく肌トラブルの原因に。
肌表面の毛穴よごれや必要のない皮脂の洗い落とし、水分の補給として化粧水、水分を肌へ閉じ込めるための乳液をきちんと行いましょう。
シミ予防のためには基本のメンズスキンケアをしていなければ、効果は表れにくいです。
シミ対策に有効なメンズスキンケア用品とは
さてここまで、 シミの原因や種類、対策などをお伝えしてきました。
ここでは、シミ対策として具体的にどのようなメンズスキンケア用品があるのか、紹介していきたいと思います。
オススメ!シミに効果的なクリームタイプ
シミに効果的なのはシミ専用のクリームタイプのメンズスキンケア用品です。
女性用のクリームタイプ商品だと、肌の水分量が少ない男性には効果がいまいちなことがあります。
そのため、男性用のシミ対策クリームを使いましょう。
前述したシミに有効な成分の入ったしみ消しクリームタイプであれば、効果を実感できるでしょう。また、シミ対策のみならず、
- 美白になりたい
- ニキビもケアしたい
- 乾燥によるしわが気になる
などといった悩みを解消するしみ消しクリームも販売されていますので、美容にこだわるメンズはチェックしてみると良いです。
メンズスキンケアを効率的に行いましょう。
メンズスキンケアの救世主!オールインワン
オールインワンとは、一つで洗顔料、化粧水、乳液、保湿クリームなど多くの役割を担ってくれるものです。
メンズスキンケアを始めたけど、面倒なことはしたくないといった方に特におすすめ。
選ぶ際のポイントとしては、
- シミ対策に有効なビタミンC誘導体
- メラニンの生成を防止するアルプチン
- 抗炎症効果があるトラネキサム酸
などといった成分が配合されているかを見るとよいでしょう。
また、シミ対策と同時に基本の肌のスキンケアもしたいという方には、
- ヒアルロン酸
- スクワラン
- セラミド
などといった保湿効果の高い成分が入っているものがおすすめです。
コスパが良い!ニベアの使い方
オールインワンタイプは、便利な分お値段も多少高いです。
メンズスキンケアを始めたばかりで高価なものは使えない方もいますよね。
そんな時に活躍するのがニベアクリーム(青缶)です。洗顔後に化粧水などをぬらずにニベアを顔に塗ります。
ためしてガッテンで放送されると、保湿効果が高まっているという検証結果に。
169g入って500円前後と圧倒的なコストパフォーマンスから、メンズスキンケアに困っている方は試してみてもいいでしょう。
ただし、シミに有効な成分がニベアには入っていません。そのためシミ対策には十分とは言えないです。
また、UV(紫外線)や日焼け対策を行いたいという方もおすすめできません。
シミ対策を行いたい方は、有効な成分が含まれているメンズスキンケア商品を使いましょう。
迷ったときは「美白」「医薬部外品」「薬用」表記のあるものを!
引用元:PROTAGE
メンズスキンケアを始めた方で特に多い悩みが何を選べばいいかわからない、なにか指標がほしいというものではないでしょうか。
とにかくシミに効果のある商品を選ぶ際にポイントとなるのが「美白」「医薬部外品」「薬用」と表記されているものです。
「薬用」は「医薬部外品」と同じ意味で用いられます。
「医薬部外品」とは、症状の防止や衛生を目的として作られている商品に付けられる名前。そのため、市販品の中でも効果が高いとされています。
似たような言葉で「医薬品」というものがありますが、「医薬品」とは、一定の効果効能が確認されている病気の治療を目的としているものに付けられます。
市販品のなかでも「美白」「薬用」「医薬部外品」と書かれているものはある程度の効果が期待できます。選ぶ際の基準にしてみてくださいね。
どうしても治らないシミは皮膚科を受診しよう
「何をしてもなおらない」というしみができてしまうと、気分が落ち込んでしまいますよね。
そんなときは皮膚科を受診してみましょう。飲み薬や、塗り薬などの処方してもらうことふが出来るかも知れません。
また、ハイドロキノンという美白に効果的な成分の入った塗り薬は、医薬品として扱われるため皮膚科を受診しないと手に入れることができません。より効果的なクリームを手に入れましょう。
人によっては、ピーリングやレーザー治療、光治療などによってシミを消すことを検討してみると良いでしょう。
シミがあるかないかで、メンズスキンケアの質も変わってきますよ。
まとめ
さてここまでメンズスキンケアの大敵であるシワの原因や対策、おすすめの商品の選び方を紹介してきました。
シミができるとメンズスキンケアへのモチベーションも落ちてしまいますよね。
モチベーション維持のためにも、シミ予防には基本のメンズスキンケアである洗顔をしっかりしたり、紫外線に長時間当たらないなどの工夫をしましょう。
また、市販のクリームやシミ用のローションなどによってシミができてしまってからも、諦めずにメンズスキンケアをしましょう。
どうしても治らないしみは、なるべく早めに専門家に相談することをおすすめします。
さて今回は、メンズスキンケア敵、シミについて紹介してきました。
シミ対策をして、メンズスキンケアのモチベーションを保っていきましょう。