化粧水はいつ使う?正しいメンズスキンケアの方法を基礎から解説

化粧水から乳液までメンズスキンケアの手順を解説

メンズの中には、スキンケアは女性のものと思っている方も多いのでは?

ですが、お肌が乾燥するとシミやシワが目立ちやすくなったり、ベタついてニキビができたりするのは男性も女性も同じ。

そんな肌トラブルの悩みを解決するには、メンズもスキンケアが必要なんです。

スキンケアが必要と言われても、何をどうすればいいの?と思うメンズも多いかと思います。

そこでこちらの記事では、メンズスキンケアのおすすめの方法や、化粧水のより効果的な使い方についてポイントを含めてお伝えします。

スキンケア初心者のメンズもぜひ参考にしてくださいね。

そもそもメンズにスキンケアは必要?

そもそもメンズにスキンケアは必要?

メンズのみなさんの中でも、ニキビなどの肌トラブルに悩む方は多いはず。そんな肌トラブルを予防するには、毎日のスキンケアが欠かせません。

メンズ肌の特徴から考えても、何もせずに健やかなメンズ美肌を目指すのは難しいと言えそうです。

メンズ肌の特徴とは?

まずはメンズ肌の特徴を見ていきましょう。

女性とは少し違う肌質ですが、スキンケアをおすすめしたい理由がメンズ肌の特徴にもあるんです。

特徴1 日常生活で肌ダメージを受けやすい

毎日シェービングをするというメンズは多いですよね?

このシェービングもメンズ肌を少なからず傷つけてしまっています。お肌の角質が剥がれて、乾燥しやすい状態になってしまうのです。

また、メンズ肌は紫外線ダメージを受けやすい傾向にあります。それは、女性ほど日常的に日焼け止めを塗るメンズが少ないためです。紫外線ダメージもお肌の乾燥に繋がってしまうのです。

乾燥はお肌の大敵であり、さまざまな肌トラブルを招いてしまいます。

特徴2 皮脂量は多いが水分量は少ない

ベタつきが気になるメンズは多いはず。男性は女性の2倍以上も皮脂が分泌すると言われています。

その一方で、お肌の水分量は女性の3分の1程度。

つまり、ベタつきがちなのに、実は乾燥しやすい状態なのです。

そんなメンズ肌には、化粧水などを使用したスキンケアで皮脂量と水分量を調節してあげる必要があります。

洗顔料・化粧水・乳液の役割

洗顔料・化粧水・乳液の役割

メンズ肌の特徴を知っていただいたところで、スキンケアアイテムの役割についても理解を深めていきましょう。

それぞれのアイテムの役割がわかると、スキンケアの必要性をより感じていただけると思います。

スキンケアの基本のステップは、『洗顔料での洗顔→化粧水→乳液』です。

ここでは、洗顔料・化粧水・乳液の役割についてご紹介します。

洗顔料『お肌の汚れを取り除く』

スキンケアの基本は、まず洗顔をしてお肌の汚れを取り除くこと。

洗顔をする際は、洗顔料を使うことをおすすめします。メイクもしていないのに洗顔料が必要なの?と思うかもしれませんが、水洗いでは皮脂汚れなどが落ちにくいのです。

洗顔をする際は、洗顔料をよく泡立ててこすらず優しく洗いましょう。

また、洗い流す時はぬるま湯がおすすめ。冷たい水も熱いお湯もお肌の刺激になってしまいます。

ポイントを抑えて洗顔し、洗い残しのない清潔なメンズ肌にリセットしましょう。

化粧水『お肌にうるおいを与える』

洗顔でお肌をきれいな状態にしたら、次は化粧水で水分補給をします。

汚れのない清潔なお肌は化粧水が浸透しやすく、お肌の角質層にうるおいをしっかりと届けることができます。

洗顔で、少なからず皮脂まで取り除いてしまっています。この状態を放置すると、本来備わっているバリア機能が低下してしまい、それが肌荒れの原因となってしまうのです。

化粧水で乾燥を防ぎ、バリア機能が低下しないように素早くうるおいを与えるようにしましょう。

乳液『お肌のうるおいに蓋をする』

化粧水でお肌にうるおいを補給したら、最後は乳液でうるおいを閉じ込めます。

何もしなくてもベタついているのに、乳液をつけたらもっとベタつく…と思っているメンズもいますよね?ですがそれは違うんです。

乳液まできちんとつけることでスキンケアは完了します。化粧水だけでは、せっかく補給した水分が蒸発してしまってもったいないですよ。

うるおいを保つことで、お肌の角質に柔軟性を与えてなめらかなメンズ肌に近づくことができます。

乳液のベタつきがどうしても苦手、というメンズには、サラサラとしたテクスチャーの乳液がおすすめ。様々な使い心地のアイテムが出ていますので、自分に合ったものを選びましょう。

化粧水はいつ使う?効果的な使い方を解説

化粧水はいつ使う?効果的な使い方を解説

スキンケアアイテムの役割などについてお伝えしてきましたが、こちらでは化粧水にスポットを当てて詳しく見ていきます。

スキンケアは、使うタイミングやどのように使うかで効果に差が出てきますよ。正しい順番などチェックしてみてくださいね。

化粧水を使うタイミングとは?

メンズ肌にうるおいをしっかりと届けるには、化粧水を使うタイミングがとても大切。化粧水の役割は保湿することにあるので、朝晩2回使用することをおすすめします。

1回目:朝の洗顔後

まず1回目の化粧水を使うタイミングは、朝の洗顔後。

人は寝ている間にコップ一杯分の皮脂や汗を分泌していると言われています。汚れや雑菌をきちんと落としてから、清潔な状態のお肌に化粧水で水分を補給しましょう。

化粧水で保湿する際には、保湿成分が配合されているかがとても重要です。おすすめの保湿成分は、「セラミド」や「ヒアルロン酸」、「コラーゲン」などが挙げられます。

化粧水を購入する際に選び方の参考にしてくださいね。

2回目:夜のお風呂上がり

2回目のタイミングは夜のお風呂上がりです。

お風呂上がりは、お肌のうるおい成分が流出しているため、素早く水分を補給してあげることが大切です。

また、入浴後はお肌が適度に温まり化粧水が浸透しやすくなっているので、化粧水を塗るベストタイミングと言えます。

日中に外で受けた肌ダメージを、このタイミングで優しくケアしてあげましょう。

化粧水の正しい使い方とポイント

化粧水の正しい使い方とポイント

化粧水をいつ使うか、正しいタイミングがわかったところで、次はスキンケア効果が上がる使い方も気になりますよね?

メンズのみなさんに実践していただきたい正しい5つの手順をお伝えします。

  1. 洗顔でお肌を清潔にする
  2. 適量を手にとって温める
  3. 顔全体に優しくなじませる
  4. 何度か繰り返し化粧水をつける
  5. 乳液かクリームでうるおいを閉じ込める

step1.洗顔でお肌を清潔にする。

まずは、お伝えしてしてきているように、化粧水の浸透をよくするためにも洗顔をして清潔にしましょう。

化粧水は、きれいな状態にリセットされたお肌に塗って初めて最大限の効果を発揮します。

step2.適量を手にとって温める。

適量の化粧水を手に取り、手のひら全体に広げて人肌程度に温めます。

温めることで化粧水がお肌になじみやすくなりますよ。

step3.顔全体に優しくなじませる。

少し温まった化粧水を、塗り残しのないように顔全体になじませます。

ローションを優しくおさえるようにつけましょう。ゆっくり行うと、より浸透しやすくなるのでおすすめです。

肌ダメージは顔全体で受けています。髪の毛の生え際などもムラなくつけましょうね。

step4.何度か繰り返し化粧水をつける。

一度で塗りきれなかった部分は、何度か繰り返し化粧水を浸透させましょう。特に乾燥が気になる部分には、たっぷりとつけてください。

肌質によって適量が異なります。後ほど解説していきますね。

step5.乳液かクリームでうるおいを閉じ込める。

化粧水で補給した水分をしっかりと閉じ込めて保湿ケアをします。

化粧水をつけただけでは、水分が蒸発してしまいます。

化粧水の効果をきちんと発揮させるために、化粧水と乳液は必ずセットで使いましょう。

化粧水の適量とは?

化粧水の適量とは?

化粧水の正しい使い方がわかったところで、化粧水の適量ってどれくらいなの?と疑問に感じるメンズもいるかと思います。

うるおったと感じる化粧水の量というのは、肌質によって異なります。

あくまで目安にはなりますが、肌質によっておすすめしたい適量が異なりますので、肌質の特徴も含めて解説します。

オイリー肌の適量:10円玉くらい

油分も水分も共に多いオイリー肌。

うるおいはありますが、油っぽくベタつきやすい傾向にあります。Tゾーンや頬の毛穴の開きや黒ずみ毛穴が目立つ方も。

オイリー肌の化粧水の適量は10円玉くらい。

油分と水分のバランスを整えるために化粧水は必要ですが、もともとの水分量が多いため、少なめの量で十分です。

乾燥肌の適量:500円玉を2回くらい

乾燥肌は、油分も水分も少ない状態。

キメは細かいけれど、顔が全体的にカサついています。

乾燥肌のメンズは、化粧水を塗る際に500円玉くらいの量を2回ほど使いましょう。

また、ちょっとした刺激で肌荒れしてしまう敏感肌の方も、肌内部の水分が極端に少ない状態です。乾燥肌の方と同じ量を、刺激を与えないように優しく塗るようにしましょう。

混合肌の適量:500円玉を1~2回

油分が多く、水分量が少ない混合肌。

肌の表面はテカるのに、お肌の内部は乾燥しているインナードライという状態です。部分的にカサつきが気になるという方も。

そんな混合肌の方は、肌の様子を見ながら500円玉程度を1~2回くらいつけましょう。

ベタついていて潤いがあるように感じるかもしれませんが、実は乾燥しています。化粧水での水分補給はしっかりと行いましょう。

普通肌の適量:500円玉を1回

普通肌は、油分が適量で水分が適量または少し多い状態。

適度なツヤがあり、なめらかなお肌です。キメが整っていて、毛穴もほとんど目立ちません。

普通肌の方は、化粧水のボトルに記載された適量を使用しましょう。目安は500円玉くらいと言われています。

記事まとめ

記事まとめ

最近ではメンズ向けの製品なども出ていて、スキンケアを習慣化しているメンズも増えています。

スキンケアの基本は『洗顔→化粧水→乳液』です。

今回の記事では、その中でも化粧水について、おすすめの使い方などを詳しくお伝えしてきました。

スキンケアアイテムは、効果的な使い方をすると効果が倍増します。

スキンケア初心者のメンズも、化粧水をいつ使うかなどしっかりとコツを覚えて、効率的にメンズ美肌を目指しましょう。

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